証券マン歴15年と投資顧問歴10年の知識や経験を元に、
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5日の日経平均株価は3日続伸し128円高の27120円で引けた。
終値で節目の2万7000円を回復するのは9月22日以来およそ2週間ぶり。
東証プライムの売買代金は2.8兆円。
東京市場では朝方には値がさ株の一角を中心に買い優勢となり、日経平均の上げ幅は200円を超える場面があった。
買い一巡後には目先の利益を確定する売りが上値を抑えた。
前日まで海外投資家が日本株を買い戻す動きが強かったが、買いの勢いが一服したとの指摘もあった。
市場では「国内の機関投資家を中心に利益確定の売りが出ていた」や
「27000円台といいところまで戻ってきたため、目先は大幅上昇は見込みづらい」との声が聞かれた。
週末に米雇用統計の発表を控えていることから
「ここよりは新たなポジションを作る動きが見られなくなるのではないか」との声もあった。
岸田文雄首相は5日午後の衆院本会議で、外国為替市場で進んだ円安について「インバウンドの回復や企業の国内回帰などにより、経済の活性化につなげることが重要だ」と述べたが、相場の反応は限られた。
6861キーエンスや7741HOYA、9984ソフトバンクが上昇した。6981村田製や6976太陽誘電、4063信越化の上げも目立った。半面、7211三菱自や7261マツダが売りに押された。イオンや京王、東武が安かった。
当面の上値の目安としては、200日線27322円や、27400円付近に位置する25日線や75日線や、一目雲下限27371円や、週足26週線や月足12カ月線などが位置する27200円台など複数が上値抵抗線として意識される。
これをクリアできるか否かが当面の強弱を判断する基準になりそうだ。
マザーズ総合は続伸。
市場では「週末の米雇用統計が意識されているが、動きの良い銘柄には引き続き値幅取り狙いの資金が流入している」との声が聞かれた。
個別では、3498霞ヶ関キャピタル、3998すららネットがストップ高となった
ほか、9552M&A総合研究所が連日の最高値更新となった。4194ビジョナルもしっかりだが、9227マイクロ波化学は買い優勢となった後で引けにかけては値を消し小幅高となり、5032ANYCOLORがさえない。