アメリカのHBO社で制作された「ゲーム・オブ・スローンズ」。平均視聴者数が約1,840万人と言われ、社会現象にまでなった大ヒットドラマですが、いまだにその躍進が止まりません。「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンオフ作品についてや、最新のアニメ化に関する話題を解説します。
ゲーム・オブ・スローンズとは?
海外ドラマには「LOST」、「プリズンブレイク」、「24 -TWENTY FOUR-」など大ヒットした作品が数多くあり、日本でも話題になりました。そして、今回ご紹介するのはHBO Max制作の、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンオフ作品とそのアニメシリーズです。「ゲーム・オブ・スローンズ」とは、2011年に北米で放送が開始されたドラマで、シーズン8で完結しました。中世ヨーロッパの時代を思わせる世界観が展開され、ウェスタロス大陸を舞台に王族や騎士たちが王国の覇権を巡って協力し、裏切り、争い合う物語です。さまざまな貴族が登場し、一人一人の数奇な運命に、思わず感情移入してしまいます。
制作予定のスピンオフ作品について
そんな「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンオフ作品で、第1弾となるはずだったドラマが、「ゲーム・オブ・スローンズ」以前の世界を描いたナオミ・ワッツ主演のプロローグ的なドラマでした。しかしパイロット版を制作するも、シリーズ化までは至らず、頓挫となってしまいました。
そして改めて仕切り直され、現在放送開始されているのが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の300年前の世界を舞台にした「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」です。ドラゴンの一族と呼ばれ、ウェスタロスを支配したターガリエン家の物語となります。そしてさらに、1,000年前の神話の世界を描く「10,000 Ships」、海蛇・ヴェラリオン家の領主であるコーリス・ヴェラリオン公を描く「9 Voyages」の2作品も始まりました。「ゲーム・オブ・スローンズ」は本編でも一人一人の登場人物が主人公級に事細かに描かれているため、スピンオフも非常に楽しみです。
制作予定のアニメ作品について
これらの作品は現在、アニメ作品の計画も進んでいます。現在3作品が進行中ということで、そのうち1つは、「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作である小説シリーズ「氷と炎の歌」にも登場しつつも詳細は描かれていない、エッソス大陸の東端に位置する“イ・ティ”が舞台になると言われています。中国王朝がモデルになっているという噂のエッソス大陸、そこでどのような物語が展開されるのでしょうか。また他2作品については、現段階では詳細未定となっています。
まとめ
数多くのスピンオフ、アニメ作品が企画されている「ゲーム・オブ・スローンズ」。ファンからの期待を集め、第2の大ヒット作が生まれるのを期待したいところです。